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THIS IS ITを見た [映画]

先週になりますが、THIS IS ITを見てきました。

彼の全盛期にはまだ洋楽に触れる機会がなく(BADのときに中1だったようです)、その後はゴシップを聞くばかりで、ぶっちゃけ彼の本来の活躍をよく知りません。
だから、最初で最後の機会かもと思い、見に行ってきました。
地元のシネコンでしたが、客の入りは思ったほどではありませんでした。
でも事前に予約していた人が多かったみたいです。

映画が始まって、静まり返る館内。
みんな見入っている様子。

ダンスのことはよく分からないのですが、彼の、肉体のコントロールっぷりには息を呑むばかり。
オーディションで選ばれた世界中から集まったダンサーの中で、あれだけの存在感を見せるのだから、並大抵のことではないというのはよく分かります。
50歳とは思えない・・・
歌も、全部生の声かは知りませんが、明らかに生の部分でも、不健康さは微塵もありません。
(ABCは歌いにくそうでしたけど、あれはモニターの問題のようだし)

そして、多少なりともPOPSの演奏を経験した身としては、実はリハーサルであるということが何よりも面白かったです。
各奏者への具体的な指示など見て、凄い人だと唸ってしまいました。
Funkyなベースラインを歌ってみせちゃったりして・・・
プロデューサーが調整役を果たしているのも、見てて興味深く。

舞台下で見ていたダンサーたち(多分)の拍手に応える彼を見ると、彼の意気込みや期待、希望、喜びが伝わってくるようで、本当に突然の死が惜しまれます。
和気藹々とステージを一緒に作り上げていたスタッフには、どれだけショックだっただろうと。。。


やっぱすごいんだ、そして、なんて残念な、と思いました。


見た目にさみしいので、サントラ(?)のリンクでも・・・

マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・エディション(初回生産限定盤)

マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・エディション(初回生産限定盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2009/10/28
  • メディア: CD



※スパムがあんまりひどいので、この記事のみコメント拒否とさせていただきます。
すみません!!
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Brisingr (inheritance cycle #3)を読んだ [英語で読書(多読)]


Brisingr (Inheritance Trilogy)

Brisingr (Inheritance Trilogy)

  • 作者: Christopher Paolini
  • 出版社/メーカー: Corgi Childrens
  • 発売日: 2009/08/27
  • メディア: ペーパーバック



やっとこさ読み終わりました。
前作を読んでから2年くらい経っていたので、かなり話も忘れ。。。
日本語の本ならぱらぱらめくって確認するところです(ぱっと見て意味が把握できる漢字って有難いと思います)けど、英語の本では拾い読みもできません。
巻頭の『前回までのあらすじ』に大いに助けられました。

確かいつかのエントリーに『3部作』と書いた記憶があるのですが、話がのびちゃったみたいで4部作に。
あらすじとしては・・・
Roranの奮闘と葛藤、およびEragonの自分探しの旅(?)、そしていくつかの謎や秘密が明らかになり、大きな不安とかすかな希望の入り混じった最終決戦への火蓋が切られる
といった感じでしょうか??
とりあえず、4巻ではなんとか終わるのではないかという気がします。
(とはいえ、Eragonの頼りなさを見ると、いささかの不安も・・・。もう教えることはないってウソでしょう??)

今回は、前回以上に戦闘シーンが生々しいです。
特にRoranがらみ。
世相ですかねぇ。
戦闘シーンでなくても、なんだか痛い場面が多かったかもしれません。

ところで、Brisingrですが、日本語訳ではブリジンガーになってます。
それを見て、
「ブリンガーだと思ってたけど、私の英語力(→?)もまだまだだな」
などとひとりごちていたのですが、
巻末の「発音一覧」を見たら、やはり、どうみてもブリンガーと読むように書いてあります。
なにか意図があって濁らせたのでしょうか。
別にシでも十分強そうだと思うのですが。
(怪獣の名前はガギグゲゴが多いという本がありましたね)

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Moribito: Guardian of the Spiritを読んだ [英語で読書(多読)]


Guardian of the Spirit (Moribito)

Guardian of the Spirit (Moribito)

  • 作者: Nahoko Uehashi
  • 出版社/メーカー: Scholastic Paperbacks
  • 発売日: 2009/04/15
  • メディア: マスマーケット



上橋菜穂子さんの「精霊の守り人」の英訳本です。
新潮文庫版「神の守り人」に、米バッチェルダー賞を受賞したと書いてあったので、読んでみました。
アメリカの、元は英語以外で書かれて英訳された児童書から選ばれるそうですが、どの程度の賞なのかはちょっと分かりません。そもそもそういう本の母数はどれくらいなのでしょうか。
↓受賞についてのプレスリリース
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2009/january2009/ymabatchelder.cfm#

ちょっとびっくりするような表紙ですが、このイラストを担当されたのは清水裕子さんという方で、アメリカで活躍されているイラストレーターだそうです。
今年のニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100」の記事に載っていたようです。
表紙もびっくりですが、中を開くとこれがまた、鎧かぶとの武人がどどっと・・・
ちょっとイメージ違うと思いましたが、アメリカ人にはアピールできるかもしれません。
合う合わないはともかく、迫力と精緻さからその実力が窺えます。


さて、読んだ感想です。
原作が日本語でしかもそれを精読済みの状態で、英訳されたものを読むのは初めての体験でした。
元の日本語を読み込んでいたせいで、最初のうちは、いちいち英文を「日本語ではこういう口調だったな・・・」と思い返しながら読んでしまい、遅々としてすすまず。
途中からそれをやめて英語として読むようにして、やっと読み進むことができるようになりました。

基本的に、固有名詞は音をそのまま使っていました。
元々カタカナのものはまあ当然なのですが、漢字で書かれていたものもそのままです。
青弓川はAoyumi River、光扇京はKosenkyo(ただし意味の説明あり)、「扇の下」もOgi no Shimoです。
ただ、青霧山脈はMisted Blue Mountainsとなっていました。
水源のある山ってことが分かるようにでしょうか。
さすがに、新ヨゴはNew Yogo、狩人はHunterでした。でもMoribitoなのよね。
ついでに、バルサ:Balsa、チャグム:Chagum、ラルンガ:Rarungaといった感じです。

そして、帝はMikadoでした。妃はQueenなのに。。。
英語で読んで、新ヨゴ皇国が天皇制下の日本を模していると読めることに気づきました。
うぅ、他国の人に変な読み方されるといやだなぁ。

そして、チャグムの宮廷人らしき喋り方と普通の子どもの喋り方の違いが、いまいちよく分からないことがありました。
さすがに「I command you to tell me!」(トロガイに向かって言った)くらいになると分かりますが、「That's impossible!」がバルサにダメだしされていたのはよく分かりません。。。
きっと子供はこういう言い方しないということなのですね。
でもなんとなく日本の中学生用の教科書くらいには出てきそうな気がしたりして。

■10/12 チャグムのスペルが間違っていたので修正しました!!
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Harry Potterシリーズをようやく最後まで読んだ! [英語で読書(多読)]


Harry Potter and the Half-Blood Prince (Harry Potter 6) (UK)  Adult edition

Harry Potter and the Half-Blood Prince (Harry Potter 6) (UK) Adult edition

  • 作者: J.K. Rowling
  • 出版社/メーカー: Bloomsbury Publishing PLC
  • 発売日: 2006/06/23
  • メディア: ペーパーバック



Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK) Adult

Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK) Adult

  • 作者: J.K. Rowling
  • 出版社/メーカー: Bloomsbury Publishing PLC
  • 発売日: 2008/07/10
  • メディア: ペーパーバック



ここ1ヶ月で6~7巻に続けて取り組んで、ようやく、よーーーやく、Harry Potterシリーズを最終巻まですべて読み終えました。
ちょっと時間掛けすぎました・・・
記録と記憶をたぐると、読んだ時期は
1:Harry Potter and the Sorcerer's Stone --- 2004年 ※違うとは知らずにUS版を買ってしまった
2:Harry Potter and the Chamber of Secrets --- 2007年
3:Harry Potter and the Prisoner of Azkaban --- 2007年
4:Harry Potter and the Goblet of Fire --- 2008年
5:Harry Potter and the Order of the Phoenix --- 2008年
6:Harry Potter and the Half-Blood Prince --- 2009年
7:Harry Potter and the Deathly Hallows --- 2009年
うーむ4年半。。。。

英語だと日本語以上に記憶に残らないようで、最初の方の巻の記憶はかなり薄いです。
おかげで、7巻で、過去の謎が明らかになったり、過去の経験を生かしたり、なーんてところがイマイチ感動しきれず、残念なことをしてしまいました。
特に秘密の部屋の話が思い出せない。
部屋のことは覚えてるのですけど、事件のきっかけとなったのあの超重要アイテムのことが・・・

しかし、ともかく7巻まで読んで本当によかったです。
7巻は実に面白かった。
最後の対決のオチがとてもcleverですね。
(ちょっと読み飛ばした部分がって、え、なんでなんで??と一瞬思いましたけど)

著者に予言されていた「主要人物の死」は、多分あの方のことだと思いますが、その秘められた真実には心からほっとしました。
当初から結構お気に入りキャラだったので・・・(そして6巻最後でまんまとだまされたので)

相変わらずのHarryの頭への血の上りっぷりにはいらいらすることも多かったですが、それも作者の思うツボなんだろうなぁと思います。
その彼を冷静にさせてしまったあの出来事のシーンには、本当に涙しました。

そういえば、Dursley家は無事だったんでしょうか。
なんの言及もなかったような。。。
まあ無事だったのだと思いますけどね。


しかし、振り返ってみると、1巻は本当に序章ですね。
トータルしてみて、7巻で思い出さなければいけないような重要なことは、ほとんど2巻以降に現れている・・・と思います。(なんせ1巻読んだのが相当前なので、間違っているかもしれませんが)
それに、うろ覚えながらも、1巻での事件の解決方は少々子供だましで、いまいちだったなと思ってます。
あれだけ読んで、Harry Potterってくだらない、と思ったらもったいないですね。
まあ、最後まで読んでも決して高尚な物語ではないですけど、でも楽しめました!よかった!!


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Dalemark Quartetを読んだ [英語で読書(多読)]


Cart and Cwidder (The Dalemark quartet)

Cart and Cwidder (The Dalemark quartet)

  • 作者: Diana Wynne Jones
  • 出版社/メーカー: Oxford University Press
  • 発売日: 2003/02/06
  • メディア: ペーパーバック



Drowned Ammet (The Dalemark Quartet)

Drowned Ammet (The Dalemark Quartet)

  • 作者: Diana Wynne Jones
  • 出版社/メーカー: Oxford University Press
  • 発売日: 2003/02/06
  • メディア: ペーパーバック



The Spellcoats (The Dalemark quartet)

The Spellcoats (The Dalemark quartet)

  • 作者: Diana Wynne Jones
  • 出版社/メーカー: Oxford University Press
  • 発売日: 2003/02/06
  • メディア: ペーパーバック



The Crown of Dalemark (The Dalemark quartet)

The Crown of Dalemark (The Dalemark quartet)

  • 作者: Diana Wynne Jones
  • 出版社/メーカー: Oxford University Press
  • 発売日: 2003/02/06
  • メディア: ペーパーバック



ハウルの動く城で知られるDiana Wynn Jonesが描く4部作。
SouthとNorthの2つに分断されたデイルマーク王国が、再び統一王を戴くまでの物語です。

※日本語訳では「デイルマーク王国史」

第1巻:Cart and Cwidder
Cartに乗って、デイルマーク王国中を回って歌を披露するMorilの一家。
分断された南北を行き来することを許されている数少ない存在である彼らは、SouthからNorthに連れて行って欲しいという青年を同行させることになる。
しかし、そのために危険な逃避行を強いられることになる。
父から譲り受けた、伝説のCwidderに秘められた力とは・・・
(Cwidderは、作者の創造した弦楽器のようです)

第2巻:Drowned Ammet
Mittは、陽気な父母の元にAmmetという神(?)を祭るお祭りの日に生まれた。
SouthでのEarlの圧政の中でも幸せに暮らしていた一家だったが、ある事件をきっかけに転落の道をたどり、やがて反乱組織に加わった父は命を落としてしまう。
やがてMittはEarlの暗殺計画に加わるが、彼の思いもかけない方向に事態は転がっていく。

第3巻:The Spellcoats
Tanaqui(女の子です)は川のほとりの村に住む5人兄弟の4子。
父と6人で暮らしていたが、やがて異国からの侵略者との戦で父を失う。
戦で多くの人を失った村では謎の病が蔓延し、村人たちは自分たちと容姿の異なるTanaqui兄弟を迫害する。
やむを得ず、村から逃亡し、川を下っていく彼らを待ち受けているものは・・・

第4巻:The Crown of Dalemark
NorthとSouthを統一したDalemarkの女王になる、とされるNoreth。
しかし、反乱が起こることを恐れる勢力が彼女を消そうと考えていた。
MorilやMittをも巻き込んで、Dalemark最後の王であったAdonの宝物を集め、Crownを戴くための旅が始まる。


4部作になっていますが、第3巻は遠い昔(先史時代。いわば神話の時代。)の話で、第2巻は第1巻の前から始まり途中で少しクロスしてもう少し先まで続きます。
そして第4巻では前3巻のお話が全部統合される感じになっています。
なので、1~3巻はどれもあっさりと幕が引かれ、でもなにか不思議な余韻を感じるような終わり方になっています。

簡単にデイルマーク王国のその時代の背景を書いてしまいます。
昔は一人の王が、15人のEarlを従えて王国全土を支配していたのですが、最強にして最後の王Adonが世を去ると、その子供たちが王にならなかったため王不在となります。
残されたEarlたちがそれぞれのEarldomを治めるようになりますが、民主的な政策をとるNorthと、独裁を行うSouthに分断されます。
貧しい土地だが法律により自由が保証されるNorthと、豊かなはずなのに重い税に苦しみ密告者におびえるSouth、という構図ですね。


とりあえずネタバレなしの感想としては・・・
話の中心人物たちは、みんないわゆるティーンエイジャーの年頃。
その彼らが、ほぼみんな、相当つらい目に遭います。
話のシビアなことといったら!
それに、彼らに関わってくる周りの大人たちの事情は、かなりよく考えられているように思います。(二度読んで、あぁそういうことか!と発見すること多数。)
しかし、そんな話のはずなのに、霞がかかったようないいい意味でクリアじゃない雰囲気があるのは、この世界の独特な宗教観と「Undying」という存在のせいでしょう。

そして最終章。
ばっさりと切られて本気で心が痛みましたが、希望を持って終了。
この終わり方のおかげで、あれこれ思いをめぐらす今日この頃なのでした。

そうそう、それぞれの巻の末尾には、『A GUIDE TO DALEMARK』という用語解説のようなものがついています。
登場人物のその後なども書かれているので、要チェックなのでした。
重要なネタはちゃんと伏せられているので、途中で読んでも多分だいじょうぶ。
「みなまで書かない」というのは、想像力をかき立てられますね。

そのうち、ネタバレありの感想を追記するやもしれません。

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Harry Potter and the Order of the Phoenix を読んだ [英語で読書(多読)]


Harry Potter and the Order of the Phoenix (UK) (Paper) (5) Adult Edition

Harry Potter and the Order of the Phoenix (UK) (Paper) (5) Adult Edition

  • 作者: J.K. Rowling
  • 出版社/メーカー: Bloomsbury Publishing PLC
  • 発売日: 2004/07/10
  • メディア: ペーパーバック



ものすごい厚さですが、なんとか読み終わりました。
次巻はさぞかし、と思ったら、第6巻は薄いのですね・・・
つまり、5巻は起承転結の転の巻なのでしょう。(4巻が承かな)

感想だけ少々。
Hermioneは本当に賢くていい子(純粋にいい意味で)ですよね。
Harryのアップダウンや独りよがりの激しさから、なおのことそこが印象的です。
中高と女子高だったので、この年頃の男の子のことはよく分かりませんが(その前なら分かる)、わりとこんなかんじなのでしょうかね。
世のお母さんたちの困惑が判る気がします。
ただ、もし取り立ててHarryにその傾向が強いのだとすれば、それは不遇な幼少時代のせいの気はします。

あと、Weasley Twinsのふたり、最高ですね。大好きです。
学校って、いきなりああいう風に結束したりするものですよね。
学生時代はいろいろ面白かったなぁ・・・

しかし、Ronの影がかなり薄くなっているようですが・・・
(登場場面は決して少なくないですけど、Harryへの影響度的に)
これからどこかで大化けするといいなぁ。結構好きなんですけどねぇ。


ところで、ハードカバーを借りたものの、読みきれずにペーパーバック購入に踏み切った際、せっかくなら違う表紙にしようと思いAdult版を選びました。
で、5巻を読み終わる直前に6~7巻を購入しようと思ったのですが、Adult版はまだペーパーバックが出ていないことに気づきました。
せっかくなら同じバージョンがいいなと思うので、ここでまた「待ち」状態が発生です。
6巻はすぐ読もうと思っていたのですが、5巻の半分以下という薄さを見て、急になんだかもったいなくなり、他の本に手を着けてしまいました。
我ながら難儀な性格でございます。

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ペーパーバック派(英語で読書 再開) [英語で読書(多読)]

ちょっとした資格試験の勉強などをしていたため、長らく読書をお休みしていました。
先ごろようやく再開しました。
こちらのブログも放ったらかしで、コメントもいただいていたのにお返事もしていませんでした。
申し訳ありません。

今はHarry Potter and the Order of the Phoenixを読んでいます。
ずいぶん前にその前作を読み終わったのですが、手元にあったのがハードカバー(借り物)だったため持ち歩けず、とても読み続けられないことを悟りました。
なにせ私の読書タイムは通勤の電車の中。(あと、たまにお昼休みや帰りの寄り道のカフェなど)
家ではほとんど読みません。
そこでやむをえず、ペーパーバック版を購入してしまいました。

しかし、ペーパーバックにしてもでかくて厚いっす!!
なんとか通勤カバンに入りますが、次巻以降は大丈夫か??
なんでこんなに内容が多いものを1冊にまとめるのだろうと不思議に思います。
上下巻に分けてくれればいいのに・・・


それはそうと、こないだAmazonにやられてしまいました。
自分の不注意もあるのですが、きっとやられたのは私だけではないに違いない。

先日、Eragon、Eldestの続巻(そして最終作)の『Brisingr』が発売になりました。
もちろん発売直後に入手可能なのはハードカバー版のみです。
しかし、ハードカバーで買っても読みきれないのは間違いありません。
ペーパーバック版の発売を心待ちにしておりました。
そんなこないだ、Amazonを見たら、なんとBrisingrのペーパーバック版の予約受付が出ていました。
なんてすばやい!と思い、予約。
それがしかもすばやくこないだ届いたのですが、ページをめくってびっくり。
なんとそれはスペイン語版だったのです!!!!

通常のタイトルであれば、スペイン語というのはすぐ分かったと思うのですが、なにせBrisingrですからね。
やむなく返品の手続きをとりました。
自己都合にしたのですが、なんか半分はAmazonの表記に配慮が足りなかったせいだとおもうのですけどね。
めちゃくちゃ腹立たしいです。
今度からは重々気をつけなければ・・・

↓今見たら、スペイン語だって分かりやすいようになってました。
私が見たときは、『El Legado』って書いてなかったんですよー
■■こちらはスペイン語版です■■

Brisingr (El Legado/ Inheritance)

Brisingr (El Legado/ Inheritance)

  • 作者: Christopher Paolini
  • 出版社/メーカー: Roca Editorial
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: ペーパーバック



■■英語版はまだハードカバーのみ■■

Brisingr (Inheritance)

Brisingr (Inheritance)

  • 作者: Christopher Paolini
  • 出版社/メーカー: Alfred a Knopf
  • 発売日: 2008/09/20
  • メディア: ハードカバー



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The Wright 3を読んだ [英語で読書(多読)]


The Wright 3

The Wright 3

  • 作者: Blue Balliett
  • 出版社/メーカー: Scholastic Paperbacks
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: ペーパーバック



Chasing Vermeer(邦題:フェルメールの暗号)の続編です。

前作でNYに引越してしまっていたTommyは、元の学校(ChicagoのHydeParkというところ)に戻ってきた。
しかし、彼が不在の間にいろいろなことが変わってしまった。
元の家にも住めず、Artに熱心な先生(女性)に率いられたクラスにも馴染めない。
なんといっても、親友のCalderがPetraという女の子と一緒に盗難されたフェルメールの絵を発見して、一躍有名になってしまった。
「もし僕がいれば、きっと発見者はCalderと僕だったのに!」
ある朝、先生が難しい顔をして教室にやってきた。
Frank L. Wrightの設計したRobie Houseが売られるというのだ。それも遠く離れた3つの博物館に。
彼らはRobie Houseを守ることができるのか?

前作ではフェルメールの絵をめぐって、Calderがペントミノ(正方形5つを、裏に返しても同じ形にならないよう、20のパターンで組み合わせたパズル)を、Petraが夢と本をインスピレーションの源として、coincidenceを手がかりに探索をするという物語でした。
たとえ子供向けであっても通常のミステリーでは、(それなりの運のよさはあるにしても)基本は推理によって物語が進んでいくと思うのですが、この話では犯罪者すら運命に操られるような形で事件が解決に向かいます。
おまけにPetraが偶然手に入れたのがこれまた不思議な本で、頭の固い大人としては狐につままれたような気持ちでいっぱいになったものでした。
しかしながら、フェルメールをめぐる謎など、Artを巡るさまざまな話はなかなか興味深かったです。

今作では、建築物という3次元のアートをメインテーマにしていて、ペントミノも立方体の組み合わせ(ただし平面的な組み合わせだけなので、数は20個で同じ)にバージョンアップ。
新しく冒険に加わるTommyは魚グッズのコレクター。彼が見つけるヒスイの鯉が事件(?)解決の鍵となるアイテムです。
そしてPetraが今回読む本は『The Invisible Man』つまり透明人間。
途中でヒッチコックの『裏窓』も登場し、visibleとinvisibleというのがもうひとつのテーマになっています。
今回もcoincidenceを信じながらの行動ではありますが、前作より『そんな上手い話があるもんか!』度が薄まり、気持ちよく読むことができました。
広範囲なアートに興味のある方には、結構お勧めだと思います。
Calder、Tommy、Petraの三角関係(注:頂点はCalder・・・)もあって、物語としてもなかなかではないでしょうか。

※すみません、Tommyの名前間違ってたので直しました・・・(8/4)
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The Wizard of Oz を読んだ [英語で読書(多読)]


The Wonderful Wizard of Oz (Signet Classics)

The Wonderful Wizard of Oz (Signet Classics)

  • 作者: L. Frank Baum
  • 出版社/メーカー: Signet Classic
  • 発売日: 2006/10/03
  • メディア: ペーパーバック



※The Wizard of Oz および Howl's Moving Castleのネタバレ満載(?)です。

迂闊でした。

Howl's Moving Castleを読んだとき、the Witch of the Wasteというのを見て、これは明らかにthe Witch of the Westからとってるな、と思いました。
でも、それだけでした。

発端は、妹がWickedというミュージカルを見たこと。
やはりオズの魔法使いの話を知らないとイマイチよく分からないという話で、西の魔女は悪い魔女だった?と聞かれました。
悪い魔女だったと思ったのですが、梨木香歩の『西の魔女が死んだ』とか荻原規子の『西の善き魔女』なんかを思い出して混乱して、ネットで検索。
出てきたサイトを開いて目に飛び込んできたのが、Scarecrow(かかし)でした。

あ・・・これは、、、
ハウルを読んだときに、なんで唐突に「かかし」??と思ったけどもしや・・・

さらに、オズの魔法使いの話をよくよく思い出してみると、Howlのキーワードである『Heartless』『Coward』というのはまさにオズの魔法使いです。

というわけで、買ってきて読みました。
※もちろん関連性はたぶん有名な話だと思いますので、あちらこちらですでに指摘されていることに違いないです。
でも、それはあえて読まずに自分で探してみる!

■単純に感想■
小さい頃に読んだときは多分ちっとも気にならなかったと思うのですが、食べるために鹿を殺すのは止めるわりに、現れた敵の首をばっさり落とすあたり、むむむと思ってしまいました。
魔女も殺しちゃいますしね。
(あぁ我ながらつまらない大人になってしまいました。。。)
でも、brainが欲しいかかし、courageが欲しいライオン、heartが欲しいブリキの木こり、そしてそれぞれの入手方法なんかは相当斬新なアイディアだったのではないかと思います。
それと、今回読んでびっくりしたのは、ドロシーのすむKansasのあまりの荒涼ぶり。
草原もgrayなら家もそしておじさんもおばさん(実の叔父・叔母ではないみたい)もgrayで、笑いもしないという・・・
こんなんじゃ、ドロシーが家に戻っても歓迎されないのでは?とか余計な心配をしてしまうほどでした。
なので、映画で冒頭と最後がモノクロなのも、そのまんまな演出だったのかと納得です。

■さて、Howlとの比較■
※最近記憶力が低下しており、ハウルの方うろ覚えなので、間違ったこと書いてるかもしれません。

なにせ気付かなかったくらいで、主たるストーリーはまったく違います。
でも意外と主要な要素は押さえているような気もします。
まずは、3人(人じゃないけど)の同行者について検討してみましょう。

1.かかし → 欲しいもの:brain
欲しいものはどうもHowlには関係ないような気がします。
その代わり、かかし自体がHowlの物語に占める役割は大きいですよね。
彼はOzの方では、農夫たちによって作られ、顔を書かれることで命が生まれます。
そしてドロシーに助けられて人生が始まったといってよいでしょう。
そういう意味では、Wizard Sulimanの命で動き始め、Sophieによって目的のために前進し始めるというあたり、かなり近いものがあるように思います。

2.ライオン(the Cowardly Lion) → 欲しいもの:courage
ライオン自体はHowlに出てこなかったと思うのですが、Howlは自分のことをcowardだといいます。
ライオンも、自分はcowardで勇気が欲しいといいます。
最終的にはthe Wizard of Ozに謎の液体を飲まされて、自分はcowardではないという確信を持つわけですが、実際にはドロシー達一行を助けるために素晴らしい勇気を発揮するわけです。
Howlもcowardだからと逃げるフリをしつつ、Sophieを助けるために危険に飛び込むわけです。

3.ブリキの木こり(the Tin Woodman) → 欲しいもの:Heart
やはりHowlに木こりは登場しませんが、HowlはまさにHeartlessだったわけで、木こりと同じ状況です。
そして、the Wizard of Ozに、心臓を体内に埋め込んでもらうということで、これもまったく同じですね。
しかし、このブリキの木こりの誕生の過程にはびっくりしました。
元々は普通に肉体を持つ人間で愛する女性がいたのですが、結婚を阻もうとした彼女の親が、木こりの五体を次々と奪い、そのたびにブリキで補っていって、とうとう胴体も頭もぜんぶブリキになってしまったと・・・(で、心臓もなくなった)
いや、それじゃ彼のアイデンティティは一体どこに???
まったくシュールな話です。


というわけで、かなり重要なエッセンスを含みつつ、あれだけ全く違う話に仕上げるというのはすごい!と思いました。
こういう話の作り方もあるんですね。
(すでにお気づきの方には何を今さら、って感じでしょうが・・・)
樹なつみのマンガ『OZ』はもう少し直接的だし、『Wicked』は外伝(今風にいえばスピンオフ?)みたいなものでしょうか。
でも『Wicked』も気になります。小説もあるようなので読んでみようかな・・・


さてさて、最後にそのほかに関係ありそう?と思った部分について。
少々こじつけがましいところもありますが。

・gray
Kansasの荒涼さをあらわすgrayですが、Sophieが着せられていた服の色がgrayだったなぁと。
それに比べてHowlのカラフルさといったら・・・
そういえば、Ozの都Emerald Cityは、色眼鏡をかけることによってすべてが緑色になるのですが、Howlが髪を染めていたりするのも関係あるのかも?

・外界から
ドロシーもOzも我々の現実世界からOzの世界にやってきました。
Howlも我々の現実世界からSophieたちの世界にきました。彼は自由に行き来してますが・・・

・家と城
家が竜巻にさらわれて飛んでくる、といのがハウルの城のネタ元か?と思ったのですが、違いますかね。。。

・犬
ドロシーはトトという犬を連れています。
これは、単純に作者が犬好きなだけかも、とも思いますが、ハウルのシリーズは3作とも犬がそこそこ重要な役割で出てきます。

・銀の靴
ドロシーを家まで帰すことになる銀の靴。
風の中を3歩で家まで着く、というのがなんとなく最後にHowlたちが城まで戻ってくるところと似てるかな~
とも思いましたが、Howlのあれは実在の詩に基づいたものなので、違うかもしれません。

・火の玉
きっと、関係ないと思うのですが、ライオンが初めてOzに会ったとき、火の玉の格好で現れます。
それってCalcifer??といえないこともない・・・か。。。


さて真相はいかに。
作者が何か語っていたりはするのでしょうか。
調べてみるべき?
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House of Many Waysを読んだ [英語で読書(多読)]


House of Many Ways

House of Many Ways

  • 作者: Diana Wynne Jones's
  • 出版社/メーカー: Harper Collins USA
  • 発売日: 2008/05/21
  • メディア: ペーパーバック



Howl's Moving Castle、Castle in the Air の続きです。
多分まだ日本語訳は出ていないと思います。
割と最近出版されたようです。

Charmainは読書好きだが、母親の方針で家事一切をやったことがない。
しかし、叔母の大叔父(Great-Uncle William)が療養のため家を離れることになり、その留守宅を預かることになった。
大叔父はHigh NorlandのRoyal Wizard。
彼の家は、洗っていない皿、洗濯物、そして不思議に満ちていた。
Charmainはまた、希望がかない、Royal Libararyで王と王女(といってもかなりの年配だが)の手伝いをすることになる。
王女はある仕事を依頼するため、Sophieを招いていた。
招きに応じて単身で現れたSophieだったが・・・

Charmainは汚れた皿や洗濯物を見ないふりして本に没頭してみたり。
そして途中で家にやってくる隣国の魔女の息子Peterは、家事はできるが、やる気満々で魔法を使っては失敗を繰り返す。
王女はかつて縁談をけちらして、いまだに独り身。
そしてSophieはひととき子育てから解放されると思って招待に応じたようなのですが、HowlとCalciferに子守が務まるとは・・・まぁ思いませんが。。。
今回は、Howlが、彼らしさ全開で活躍します。(いやまあ、前作も彼らしいといえば彼らしいですが。)
そしてCalciferも大活躍です。(いやまあ、前作も大活躍といえば大活躍ですが。)
Sophieは終始ややぶちキレ気味ですが(そりゃそうだろう)、でもそれもSophieらしいですかね。

というわけでかなり楽しんだのですが、今回は「敵」がちょっといただけないですね。
完全なる悪として扱っているあたり、ちょっと気にかかってしまいました。
思い起こせば1作目もそうだったのですが、2作目がほのぼのしていたせいか、相手が複数だったからか、少しばかり嫌な気持ちになってしまいました。
うーん、あそこまでやらなくっても・・・

そうそう、今回はまた、「色」にポイントが置かれていたように思います。
それと、気づいたのはお花の存在感です。
きっと作者は花好きに違いないと。
1作目も2作目も「庭に花のある家」を夢見る人が出てきますが、今回はアジサイが小道具としてでてきます。
現実でいまちょうど綺麗なので、ほほーと思いながら読んでいました。
自分が6月生まれなので、アジサイはとても好きな花です。

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